「内航海運新聞」ニューストピックス

平成22年(2010年)12月13日付 第2172号
【1面】 ・来年度の税制改正要望、内航船舶の特別償却制度と買換え
 特例制度の延長なる
  
内航総連の上野孝会長が関係者に謝意を表明
   
地球温暖化対策税の免税特別措置に期待
・社説 日本経団連と内航総連との連携強化で
  
「沿海航行区域の拡大」実現を目指せ
・国交省海事局の平成22年度補正予算
  
低炭素型内航海運船舶等の導入支援で年内を目途に公
  募要領を公表
   
内航海運船舶関連輸送機器導入の促進では説明会も開
   催へ

・内航総連の老齢船処理事業で18隻、1万8633対象トン、2
 億8883万円の交付を決定
  
2隻が取り下げ、交付率は92.9%に
・国交省海事局、第1回内航海運代替建造対策検討会での異
 見をとりまとめ
・国交省、高速道路の新料金案のたたき台を民主党の国土交
 通部門会議に提示
  
トラックについては現行の距離別料金
   
大口割引制度は継続を提案
【2面】 ・日本初の電気推進貨物船「はいぱーえこ」が就航
  
船主は向島ドック、中国の青島造船所で建造
   
運航はJFE物流、連続建造と海外製品の採用で既存船
   並みの船価を目指す

    
2機2軸方式とバトックフロー船型を採用
・国交省海事局がエコシップマークの認定事業者と事業概要を
 公表
・独立行政法人評価委員会の教育機関分科会委員が清水海
 上技術短期大学校を視察(12月2日)
  
練習船「かざはや」での航海実習などを視察
・国交省の桝野龍二大臣官房運輸安全審議官、「安全には自
 己の自覚が肝要」と語る
  
運輸安全シンポジウムの冒頭の挨拶で
・セメント国内販売、11月は前年同月比8%増の400万トンと
 42か月ぶりに増加
  
内需の底入れで減船に歯止めかかるか
・国交省港湾局、12月8日に第12回国際バルク戦略港湾検
 討委員会を開催
  
市村浩一郎大臣政務官が選定は来年以降に延期と会見で
  語る
・近畿内航船員対策協議会が12月1日に枚方市立第三中学
 校で出前講座
  
上窪良和会長が海運と船員について講演
【3面】 ・内航タンカー組合が12月現在の内航タンカー業界の現状と
 課題をまとめる
  
船舶と船員の高齢化が最大課題に
   
21年度の輸送量は前年度比15.1%減の1億2100万
   キロリットルに

・石油連盟が石油業界の現状と展望をまとめる
  
2009年度の石油内需量は1億9400万キロリットル
   
2020年度は31%減の1億3300万キロリットルと毎年
   10万BD程度減少へ

・内航タンカー組合の船員の荷役軽減調査結果
  
大半が改善の方向と評価
   
陸側監督者と船員のパートナーシップの改善が進む
・日本鉄鋼連盟が海外鉄鋼市場動向をまとめる
  
中国と韓国の鋼材輸出は順調
【4面】 ・国交省海事局検査測度課の臼井謙彰・危険物輸送対策室課
 長補佐が「危険物の海上輸送安全規制」で講演
  
国際海上固体ばら積み貨物規則(IMSBCコード)の国内
  法令を来年1月1日から施行
   
危険物の海上輸送に係る安全規制
   IMSBCコードの概要
   IMSBCコード取り入れの方針
   IMSBCコードに掲載されている貨物
   IMSBCコードの要件の例
   固体貨物運送までの流れについて
   特殊貨物船舶運送規則の一部改正
   コード未掲載貨物に係る手続き
   すでに承認された貨物について
   今後の予定

・内航総連の外部委員会委員
・本瓦造船が防災訓練と第40期方針発表会を開催
・日本海事センターの企画研究部事務所が移転
・物流連が第12回物流環境大賞の公募を開始
・九州運輸局が桑原海運を刑事告発
・日中海運輸送協議会がまとめた10月の日中間コンテナ貨物
 輸送実績

・「海と船と港の物語」(226)
  
海上のハイウエーC
【5面】 ・国交省、12月7日に第1回科造船政策検討会を開催
  
造船力の強化で「国際競争力の確保戦略」
   
財政・制度的支援策の具体化へ
・IMOの第88回海上安全委員会(MSC88)、防食塗装基準
 の効率的な塩分濃度測定方法を承認
・新造船政策検討委員会で三井副大臣と市村政務官が挨拶
  
三井副大臣、造船大国日本の復権を
   
市村大臣政務官、造船業界の復活で世界のトップランナ
   ーに

・海上技術安全研究所がNKと包括的連携協定を締結
  
船舶および海洋開発の分野における研究で
・日本船舶技術研究協会が第4回アジア造船技術フォーラム
 の概要をまとめる
  
船内装音の規制の動向などで議論
・JFEスチール、2011年1〜3月期の国内鋼材価格は3千円
 から5千円の値上げへ
  
造船所からの反発は必至
・ダイハツディーゼルが環境対応新型ディーゼル機関を開発
  
来春から本格的な製造・出荷を開始
   
6DM-18と6DM-23
・全日本トラック協会が第16回特別積合せ委員会を開催し高
 速道路料金制度の課題を検討
・海洋政策研究財団、2011年度技術開発基金による研究開
 発資金の融資・補助の受付を開始
・中小型造工、浅川造船の進水式見学会に地元の小中学生
 を招待
  
美須賀中学校と上浦小学校の生徒ら130名が見学
・東京都トラック運送事業協同組合連合会の第13回運賃動向
 に関するアンケート調査結果
  
9割の事業者が希望運賃より低いと回答
・日本鉄鋼連盟がまとめた2010年4〜6月期の鉄鋼国内輸
 送機関別発送実績
・日本鉄鋼連盟がまとめた2010年1〜6月期の鉄鋼国内輸
 送機関別発送実績と
・全日本海員組合の組合従業員の冬期期末手当は23割
【6面】 ・内航総連の11月期内航輸送元請オペレーター上位50社の
 輸送実績
  
貨物船は前年比99%、3年前比で86%
  油送船は前年比96%、前々年比85%
・全日本海員組合の田中利行国内局長が就任会見
  
将来的な船員不足問題の解決に意欲を示す
   
カボタージュ制度は絶対に堅持
・内航タンカー組合の正副会長が内航記者会と懇談
  
今後の最大課題は減船問題
・内航貨物船のトリップ運賃は関東/北海道で55万円前後
  
関東/関西では50万円前後に
・JFEスチール、鋼材運搬用として日本初の電気推進船「はい
 ぱーえこ」が就航
  
498総トン、1800重量トンで5%の燃費向上を実現
・平成22年度第2回エコシップマークの認定事業者とモーダル
 シフト事業優良事業者を公表
  
エコシップマーク認定事業者は荷主15社、物流事業者12
  社
   
モーダルシフト優良事業者は来年2月4日に海運ビルで
   表彰式を開催

・鉄道・運輸機構が12月9日付で金利改定
  
固定型と見直し型ともに引き上げへ

 

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山中造船 島田燈器工業 大崎上島町商工会

 

佐々木造船 エスケエ鉄工