「内航海運新聞」ニューストピックス

平成22年(2010年)7月26日付 第2153号
【1面】 ・国交省の平成21年度版国土交通白書
 
 「日本の転換期」が大きなテーマ
・社説「内航総連事業の本丸に迫る」
  
暫定措置事業の早期解消は無謀
・国交省の小野海事局長、暫定措置事業の早期解消は現時
 的には困難と7月16日の記者懇談会で語る
・内航総連、7月20日の税制説明会で長安豊政務官に平成
 23年度税制改正を要望
  
法人税の減税で厳しい税制改正に
・政府・行政刷新会議の規制・制度改革分科会、今度は規制
 仕分け
  
制定後20年以上を経過した規制・制度の自発的見直しを
  勧奨
・国交省の馬淵澄夫副大臣が7月22日に記者会見
  
高速道路無料化社会実験にかかる平成23年度予算概算
  要求は検討中
【2面】 ・2009年の茨城県各港の港勢を公表
  
重要港湾の総取扱貨物量は前年比1069万5000トン減
  の7879万5000トンに
   
常陸那珂港の総取扱貨物量は同39万トン増の475万
   6000トン

・日本港運協会の久保昌三会長が「IT戦略港湾を目指して」と
 題して国交省に提言
  
全国の港湾を網羅する国際物流情報プラットフォームの構
  築が重要
・海洋政策研究財団、7月8日に第1回日本北極海会議を開
 催
  
北極海域の総合的な調査研究で政策提言へ
・国交省海事局の第2回フェリー大傾斜事故防止対策検討委
 員会
  
コンテナの固縛方法などを検討へ
・山縣記念財団、7月12日に2010年山縣勝見受賞者を表彰
  
海事関係の調査・研究、文献の刊行などで宮本三夫氏、荒
  井真氏、戸田修三氏が受賞
・国交省交政審の港湾分科会が神戸港の港湾計画の一部見
 直しを了承
  
コンテナターミナルの再編・集約で
・中国塗料が外航船用の低VOC型船底防汚塗料「SEAFLO
 NEO」を発表
  
塗料使用量3割以上、VOC量は4割以上を低減
・商船三井フェリーが大洗/苫小牧航路就航25周年でキャン
 ペーン第4弾

  60歳以上対象に秋の特別キャンペーンを実施へ
・四国運輸局が7月19日に四国開発フェリーの「オレンジ7」で
 出前講座
  
テーマは「船はなぜ浮くのか?」
・国交省の海事人材政策課長に石澤龍彦氏が就任(7月23日
 付)
・国交省の8月の主要建設資材需要予測
  
セメントが前年同月比2.3%増の330万トンに
・日本通運、31フィートコンテナ「エコライナー」を利用した国際
 輸送商品を開発
  
博多/上海航路の「上海エクスプレス」に搭載
・交通エコロジー・モビリティ財団、グリーン経営認証取得によ
 る効果の2009年度版をまとめる
・2010年下半期の原油価格は80〜90ドル台で推移か
・「わが社の新造船」
  
運航=明和海運、船主=戎海運
   
749総トン型ケミカル船「第十八春日丸」が就航
    
栗之浦ドックで建造
【3面】 《特別企画》 499総トン型スーパーエコシップ・ケミカルタン
 カー「第五豊晃丸」が就航
  
豊晃海運、日本精鑞、鉄道・運輸機構の共有船
   
前畑造船が建造し上野トランステックが運航
  
パラフィンワックス輸送の「第五豊晃丸」の特徴について
   
1 はじめに
    
499総トン型SESケミカルタンカーシリーズの6隻目
   2 本船の概要
    
上野トランステックは内航海運の低炭素化実現に寄与
     
豊晃海運としても2隻目のSES建造に
   3 海上試運転の結果概要
    
NOx排出量40%、CO2排出量20%の削減を確認
   4 おわりに

    
環境負荷低減と物流効率化で安心できる船に
     
従来船よりも格段にすぐれた船員作業環境を実現
  
安全輸送に全力で取り組む
   
上野トランステック社長 上野孝氏
  
環境型SESの活躍に期待
   
前畑造船社長 田頭愼一氏
【4面】 ・セメント協会のセメントハンドブック2010年度版
  
2010年3月末のセメントタンカー保有隻数は前年度比6
  隻減の128隻に
   
積載量は同4万9000トン減の52万3000トン
・国交省の平成22年版海事レポート(上)
  
海事行政における重要課題について報告
   
海運における環境問題への取り組み
    
1 国際海運におけるCO2排出量削減・抑制対策
    2 シップリサイクルの推進
    3 船舶からのNOx削減対策等の推進
    4 内航海運における環境問題への取り組み

・神戸地区内航船員確保対策協議会が7月2日に水産系高校
 6校と意見交換会を開催
  
インターンシップ助成事業について意見交換
・日本航海学会航海功績賞に関門汽船の連絡船が「無事故航
 海で120周年」で選出
・「海と船と港の物語」(208)
  
緑と青のカーボンA
【5面】 ・日本マリンエンジニアリング学会、7月20日に第6回マリンエ
 ンジニアリング・オブ・ザ・イヤーで表彰式
  
中速EUP式電子制御ディーゼル機関の開発が受賞
   
受賞者は鉄道・運輸機構、日洋海運、東海運、本瓦造
   船、ヤンマーの5者

・全日本船舶職員協会が創立80周年を記念して「全船協WE
 EK IN 帆船日本丸」を開催
  
8月3日から8日まで横浜のみなと博物館で
   
実行委員長の田中三郎氏が挨拶文を配布
・三菱重工業が船舶・海洋事業の生産体制を再編
  
商船の建造を長崎と下関の2造船所に集約
   
神戸は潜水艦を中心に特化
・船の科学館、8月7
から9月23日まで「エルトゥールル展
 (海が結んだ日本とトルコ)」を開催
  
日本・トルコ友好120周年を記念して
・檜垣造船の檜垣爲雄会長が「海の日」海事関係功労者大臣
 表彰で語る
  
地球にやさしい檜垣造船を実現、維持へ
・中小型造工、伯方造船の進水式見学会に伯方小学校の生
 徒を招待
・中小型造工、今治造船丸亀事業所の工場見学会に城北小
 学校の生徒を招待
・JR貨物、輸送増を期待して盆休期にコンテナ列車を増便
・内航総連の5月、6月期船殻処理完了船
  
海外売船20隻を公表
・内航総連、一般臨投41隻を認定
・内航総連の外部委員会委員0
【6面】 ・鋼材の海上輸送量は伸び悩み踊り場に
  
鉄鋼輸出にもかげり、7〜9月期は低位横ばいか
・内航総連、暫定措置事業開始時から平成22年1月期までの
 集計を公表
  
建造申請は972隻、220万3973対象トン
   免除船は1121隻、134万3552対象トン
    
差引納付金額は736億7318万8512円
・内航輸送組合、7月15日に海上保安庁の業務で講演会
 
 テーマは「愛します! 守ります! 日本の海」
・JR貨物と旅客鉄道6社が前原国交相などに鉄道・運輸機構
 の特例業務勘定で要望
  
鉄道機能の活性化のために活用を
・西日本内航フィーダー合同会社が7月13日に事業説明会を
 開催
  
12社が参加し7月中にメンバーを決定し会社設立へ
・日本海事センターの海に関する国民意識調査結果
  
若年層の海離れ傾向が拡大
   
海運の現状に関する知識が不足
・内航総連、7月期建造等申請を締め切る
  
貨物船12隻、油送船2隻が申請
   
差引建造等納付金額は約7億2447万円に
・全海運が7月31日と8月1日に館山海上技術学校でマリンセ
 ミナー
  
イコーズの蔵本由紀夫会長が内航海運について講演

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業


 



阪神ポンプ製作所
 日本技術サービス 島田燈器工業

 

松井鉄工所 船員保険会

 

山中造船 東海地区曳船協議会・三興海運