「内航海運新聞」ニューストピックス

平成22年(2010年)6月7日付 第2146号
【1面】 ・厳しさ続く2次オペレーターの経営
  
今年度の用船料も約10%の値下げ
・造船用鋼材価格、第1四半期は1万5000円値上げで決着
 
 第2四半期分はさらに1万円の値上げか
・国交省海事局調べによる平成21年度の内航船の老朽船比
 率は、前年度比3ポイントアップの72%に
・前原国交大臣が6月2日に記者会見
  
鳩山総理の辞意表明は「極めて残念な思い」
・川崎近海汽船が宮崎県の口蹄疫感染防止で対策
  
RORO船による他地域への観戦の阻止で
・国交省、国際バルク戦略港湾の募集を開始(6月1日)
  
「国際バルク戦略港湾の目指すべき姿」も公表
・国交省海事局が低炭素型中古船舶代替事業の公募期間を
 変更
  
第2次公募(5月31日締め切り)以後は随時受け付けに
・内航総連、若年船員OJT助成制度の規程を一部改正
  
申請資格者の対象に海技大学校も
【2面】 ・内航タンカーの元請オペレーター、「安全総会」で意識徹底へ
  
鶴見サンマリンが4月12日に船舶安全会第33回総会を
  開催
   
安全運航、品質管理、環境保全、健康維持を最優先課
   題に

    
広岡社長、適正船腹の確保が至上命題
  
旭タンカーグループが5月14日に第7回旭タンカーグルー
  プ船主会総会を開催
   
安全に終わりはなく安全無事故に取り組みを
    
岩田社長、事業の基礎は安全
・日本殉職船員顕彰会が6月4日に第40回戦没・殉職船員追
 悼式を開催
  
天皇皇后両陛下がご臨席
・日本沿岸曳船海運組合が5月21日に通常総会を開催
  
国交省の蝦名邦晴内航課長、ピンチをチャンスに変える創
  意工夫を
・山中造船の社長の浅海真一氏(5月31日付)
  
浅海宣博専務は会長に就任
・フジシッピングが民事再生手続きを申し立て
  
負債総額は約12億円
・物流連が第2回物流環境対策委員会を開催
  
国土交通政策研究所の三宅正寿氏が「物流から生じるCO
  2排出量のディスクロジャーに関する手引き」で説明
   
2つのワーキンググループを設置して取り組み強化
・商船三井フェリー、シーロックス北一の全株式をトランシス社
 に譲渡(7月1日付)
  
商船三井フェリーグループの中核牽引事業者として一貫輸
  送の発展を目指す
【3面】 《特別寄稿》 スーパー中枢港湾プロジェクトと内航海運業界
  
岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授の津守貴之
  氏が寄稿
   
1 スーパー中枢港湾プロジェクトとは
   
 (1) 過去5年間の状況
    (2) 今回の総括以降のスーパー中枢港湾プロジェクトの
     特徴

     
@内航フィーダー輸送の支援の実態
     A2つの戦略港湾

   2 内航海運業への影響
    
(1) 内航フィーダー輸送の競争力強化のための具体的
     措置
    (2) 暫定措置事業
    (3) カボタージュ緩和

   3 スーパー中枢港湾プロジェクトへの対応

   
 (1) 政策そのものへの対応
     
@スーパー中枢港湾プロジェクトへの対応
     A個別措置への対応

    (2) 内航海運業界内部での対応
    (3) 他の物流事業者への対応―とりわけ港運事業者

・大分県トラック協会が運輸事業振興助成交付金で不適正流
 用の事実が確認
【4面】 ・国交省の成長戦略会議が最終報告書をとりまとめ(下)
  
2つの施策の方向性と3つの力の発揮
   
海洋立国日本の復権に向けて
    
テーマ別の政策検討
     3
 造船力の強化および海洋分野への展開
・日本ロジスティックシステム協会の2009年度における物流
 コスト調査結果
  
売上高物流コスト比率は4.77%に低下
・太平洋フェリーが旅客フェリー「きたかみ」の代替船を建造中
  三菱重工業下関造船所で来年4月に竣工予定
・ミサワホームが一般市場向けの貨物利用運送業を開始
  
CSロジスティクスを設立し独自の物流システムを活用
・「海と船と港の物語」(203)
  
市町村合併と海A
【5面】 ・日本中小型造船工業会が5月31日に通常総会を開催
  
会長に檜垣造船の檜垣清隆社長が就任
   
新たに北日本造船の東徹社長と中谷造船の中谷敏義社
   長が副会長に就任

・海上保安庁が5月29日に平成22年度海上保安庁観閲式と
 総合訓練を実施
  
前原大臣、「より一層職務に精励を」と船上で職員に激励
・中小型造工と日本船舶技術研究協会の中国における船舶修
 繕業の現状と市場動向の調査結果
  
修繕業における海外投資や海外取引などの参考として
・中国塗料が究極の平滑塗膜・レベリング性を実現した燃費低
 減型船底防汚塗料「シープレミア」を本格販売を開始
  
低炭素化改造等事業の申請対象にも採用
・ヤンマーグループがブランドステートメントとして新たに
 「Solutioneering Together」を決定
  
「お客先起点」型企業への変革を目指し
・中小型造工が伯方造船での進水式見学会に宮窪小学校の
 児童ら100名を招待
・古野電気がギリシャ・アテネでの「ポシドニア2010」に出展
・全日本船舶職員協会が5月28日に通常総会を開催
  
会長に内航タンカー組合海務部長(元・旭タンカー取締役)
  の内田成孝氏が就任
・近畿運輸局が大阪港におけるシーアンドレール輸送の普及
 促進に向けた調査結果をまとめる
  
国際コンテナの陸上輸送における鉄道利用の普及促進で
・ダイハツディーゼルがオイルミスト検知装置「DOMM」を開発
  
船内のオイルミストの異常を早期に検知
・小池造船海運の499総トン型ノンバラスト船構造の第1船目
 「興徳」が5月15日に進水
 
 内航総連の5月期申請にも同型船が申請中
【6面】 ・国交省海事局、居眠り防止装置の義務化に向けて準備作業
 に着手
  
500総トン未満の漁船や内航船への対応で
・「鉄鋼荷主の物流部に聞く」
  
船主の自助努力と事業基盤の強化に期待
   新日本製鐵営業総括部部長 高橋信直氏
・三菱ケミカルHDと旭化成が来年4月に統合へ
  
2012年度までに生産能力を3割削減
・海上技術安全研究所が6月17日に実海域再現水槽の完成
 披露式開催
  
世界最大規模で船舶の性能向上や海難事故削減に貢献
・九州地方海運組合連合会が5月28日に通常総会を開催
  
会長に芙蓉海運社長の原田勝弘氏
   
木許作太会長は定年で退任
・四国運輸局が5月27日に第1回四国地域海上運輸安全推
 進協議会を開催
  
海上における運輸安全対策などで情報共有を図る
・国交省港湾局、港湾計画の取扱貨物量と平成19年の取扱
 貨物量を公表
  
実績値が計画値の60%未満が43港も
・国交省の長安豊政務官が定例会見(6月3日)
  
2つの国際戦略港湾の選定は予定どおり実施
・トヨフジ海運のバラスト水処理装置搭載した外航自動車専用
 船「TRANS FUTURE8」が就航
  
中国向け2000台積み4隻シリーズの第1番船
・国交省の辻本清美副大臣が辞任(5月31日)
  
交通基本法の仕上げを託す

 

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