「内航海運新聞」ニューストピックス

平成21年(2009年)6月15日付 第2098号
【1面】 ・内航総連、暫定措置事業規程などの一部改正案を承認
  
船齢16年超船の老齢船処理事業が固まる
   
対象船は廃業者とグループ化をなどを行うもの
    
7月から年4回(7月、9月、11月、3月)の受付を実施
・社説「今次最大不況と建造需要の低下」(上)
  
平成23年度以降は年間40隻を割る建造量へ
・内航総連、5月期の輸送実績(速報)調査結果
  
貨物船は37%、油送船は14%の減少
・国交省、4地方運輸局で補正予算関連の説明会を開催へ
  
第1部は内航活性化対策関係
  第2部は船員の雇用対策関係
   
6月17日 近畿運輸局・海技試験室
   6月18日 九州運輸局・福岡合同庁舎新館
   6月19日 四国運輸局・サンポートホール高松
   6月25日 関東運輸局・川崎市産業振興会館
【2面】 ・第86回海上安全委員会(MSC86)の審議結果
  
航海当直警報システムは2011年7月以降、150総トン以
  上の内航船にも搭載義務化
・千葉県内航海運組合が6月6日に通常総会を開催
  
松田紀道理事長、渡邉輝雄副理事長を再選
   
新たに平井秀幸氏が専務理事に就任
・内航RO船・長距離フェリー、輸送量減少・高速料金の値下
 げ・燃料油高騰のトリプルパンチにあえぐ
  
船社経営を大きく圧迫
・東海地区曳船協議会が6月2日に定期総会を開催
  
近藤会長、メッセージで激励
   
協議会加入船の稼働活発化を図る
・住友金属物流の2009年3月期単独決算
  
売上高919億6600万円、経常利益29億2900万円
・内航総連、「崖の上のポニョ」の無料上映会を開催
  
海フェスタよこはま実行委員会の協力で7月19日と20日
  に横浜赤レンガ倉庫で
・日本港運協会が6月10日に通常総会を開催
  
会長に上組社長の久保昌三氏を選出
・住友金属物流の6月22日付役員異動
・新和ケミカルタンカーの6月26日付役員異動
・ナラサキスタックスが「優良な取組」部門で登録認定
  
環境に配慮した北海道グリーン・ビズ認定制度
・全日本海員組合の6月1日付人事異動
・全日本海員組合の2009年度沿海・港湾部門の年間臨手要
 求は55割に
・韓国DBSクルーズフェリーが韓国/日本・境港/ロシア航路を
 開設
・「わが社の新造船」
  
運航=川崎近海汽船、船主=泉汽船
   
499総トン型一般貨物船「深川丸」が就航
    
5月8日に村上造船所で竣工
【3面】 ・暫定措置事業規程の一部改正案
  
1 改正事項
   
内航海運老齢船処理事業の実施
   調整対象船舶
   解撤等交付金の交付
   解撤等交付金受給資格の喪失
   申請の受付
   申請の審査
   審査結果の通知
   交付金対象認定船舶に係る審査
   認定の決定
   認定条件等の厳守
   認定条件と差異が生じた場合の措置
   認定の取り消し
   雑則
   事業の終了
   懲罰委員会
   施行期日

  
2 改正期日
  3 改正理由
・暫定措置事業規程附則第13項および第14項に係る実施細
 則の設定
  
1 設定事項
   
老齢船解撤等交付金申請の受付時期
   交付金対象船舶の船齢
   交付金申請受付に関する取り扱い
   審査基準等の細目
   前条の要件の確認
   現に稼働中の要件

  
2 設定理由
  3 改正日
  4 実施日
・宮崎県の東国原知事が金子国交大臣らに「細島港大型岸壁
 の整備着手について」要望(6月5日)
・ヤンマーの2009年度3月期連結決算
  
売上高5482億円、経常利益118億円
・日本舶用機関整備協会の会合・行事予定 
・「海と船と港の物語」(162)
  
東京都・父島F
【4面】 ・第2回内航海運活性化・グリーン化に関する懇談会、ワーキ
 ンググループで指摘された論点などを提示
  
内航政策の基本的考え方について
  重点的に取り組むべき事項について
   
1 環境対策
   2 安全対策
   3 技術開発・船舶の標準化等
   4 船員政策
   5 内航海運のグループ化の推進
   6 地域交通としての中短距離フェリーの活性化
   7 長距離定期航路事業者の取り組み支援
   8 共有建造制度をはじめとする支援ツールの充実
   9 港湾との連携

  
検討結果の取り扱い等について
  ワーキンググループのメンバー
・内航総連、Web版パンフレット「日本を支える内航海運」をホ
 ームページに作成・掲載(その1)
  
安全に貢献する内航船
  産業と生活を支える内航海運
  経済的な内航海運
【5面】 ・鉄連の鉄鋼需給四半期報bQ32号で主要需要産業の今後
 の動向を掲載
  
2009年度は我慢の年と位置付け
・日本中小型造船工業会の2009年度事業計画
・海上保安庁、7月1日から南九州と南西諸島沿岸海域でのAI
 S活用の航行支援システムの運用を開始し全国展開を完了
・リサイクルポート推進協議会が6月4日に通常総会を開催
  
会長に室蘭市長の新宮正志氏を再選
・日本船舶海洋工学会、「シップ・オブ・ザ・イヤー2008」の作
 品賞・小型客船部門賞に日本初の軽合金製トリマラン型クル
 ーズ船「megumi」を選出
  
大型客船部門では「フェリーあけぼの」
  大型貨物船部門ではLNGタンカー「TRINITY ARROW」
・太平洋フェリー、「きたかみ」を代替建造へ
  
2011年春に三菱重工・下関で竣工予定
・神戸運輸監理部が6月17日に兵庫工業高校で出前講座
  
「兵庫のものづくりを伝えます」をテーマに
・九州運輸局の2008年の鋼製造船実績
  
受注量は48.7%の大幅減に
・九州運輸局の2008年の舶用工業実績
  
生産高は前年比5.3%減の1632億円
・「老齢漁船の浸水事故が多発」
  
内航船も不安が募る
【6面】 ・内航総連、5か年の建造計画を緊急調査
  
景況悪化で建造計画は半減
   
平成21年度86隻、平成22年度61隻の回答に
・「業界再生に向けて全力を尽くす」
  
国交省海事局内航課長 蝦名邦晴氏
・国交省海事局安全・環境政策課の坂下広朗課長、特例制度
 設置の方向で検討中
  
SESなどに関する配乗見直しで
・全内航と海員組合が年間臨手35.8割で妥結
  
2009年度の全春闘が終わる
・タンカー組合が6月11日に通常総会を開催
  
会長に旭タンカーの岩田誠社長を選出
   
環境保護、安全輸送の推進に総力
・国交省海事局、船舶管理業を活用したグループ化の推進に
 はインセンティブの必要性も検討
・鉄道・運輸機構が6月10日付で金利改定
  
固定型を0.1%引き上げ
・平成21年度補正予算にフェリー船社が不満の声
  
フェリーの活性化にはつながらず
・イコーズの社長に重枝浩二氏が就任(6月5日付)
  
蔵本由紀夫社長は会長に

 

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