「内航海運新聞」ニューストピックス

平成20年(2008年)8月4日付 第2055号
【1面】 ・内航総連、燃料油高騰で運賃転嫁状況を調査
  
転嫁率68%、不満足47%と前回調査よりやや改善
   
鋼材以外の一般貨物船は運賃への転嫁が最悪状態
・アンケート調査での意見
  
荷主への運賃転嫁で不満続出
   
国レベルでの対策を急げ
・内航輸送組合の鉄鋼船委員会、2007年度下期内航鉄鋼輸
 送実績を公表
  
上期比5.0%増の2531万7000トン
・日本経団連が燃料油高騰で緊急提言(7月30日)
  
中小物流や農水業者に補助を
・中部運輸局、8月5日に第5回中部地区内航海運活性化懇
 談会を開催
【2面】 ・国土交通政策研究所が特定荷主を対象にCO2排出量の情
 報公開で意識調査
  
約半数の特定荷主が消費者を意識して情報公開
・国交省の谷山・運輸安全政策審議官が就任会見(7月16日)
  
運輸安全マネジメント制度の明確な方向性を
   
今後の基本方針なども示す
・国交省の井手・政策統括官が就任会見(7月24日)
  
諸課題の推進のための触媒に
   
環境対策などで具体化を目指す
・国交省の大口・総合政策局長が就任会見(7月29日)
  
明確な時代認識が大事
   
地球温暖化対策などにも言及
・日本財団、第1回設備投資資金貸付で34件、90億5000万
 円を決定
  
貸付実行予定日は8月27日
・日本製紙が9月末で富山県の伏木工場と徳島県の小松島工
 場、日本大昭和板紙西日本・和木事業所を閉鎖へ
  
石巻工場は増産体制へ
・製紙各社は交錯輸送を排除へ
  
製紙各社間の交換出荷で輸送構造が大幅に変化
・古野電気が仏・タレス社とレーダー供給で調印
  
沿岸域監視レーダーシステムへの活用で
・辰巳商会が日本フィルハーモニー交響楽団の松本克己氏を
 招きサマーコンサートを開催(7月23日)
《投稿》 船員対策は船舶の大型化で
・北陸信越運輸局長に後藤靖子氏が就任(7月24日)
  
女性初の地方運輸局長が誕生
・日本船主責任相互保険組合の組合長に芦田昭充氏が就任
  
理事長には佐藤実氏を選任
・三興海運の営業統括部長に大久保哲夫氏が就任
・琉球海運の8月1日付人事異動  
【3面】 《資料》 内航総連・基本政策推進小委員会の船舶建造促進
 ワーキンググループの内航船舶建造に関する実態調査中間
 報告書(完)
   
(2) オペレーターのヒアリング結果
  
V 国内造船所の建造実績および受注方針
   
(1) 国内造船所のアンケート調査結果
   (2) 国内造船所のヒアリング結果

  
W 主機メーカーのヒアリング結果
   
(1) 内航向け主機関の製造台数および業界シェア
   (2) 今後の製造見通し
   (3) 価格推移と今後の見通し
   (4) 今後の主機供給量の見通し

  
調査対象造船所64社
【4面】 ・内航総連の環境安全委員会報告
  
T IMO関係専門委員会関係
   
1 MEPC57決議事項について
   2 ILO海事統合条約の批准に関する総トン数の取り扱
    いについて
   3 沿海区域の拡大について
   4 航海計器・無線通信機器の保守ガイドライン

  
U 危険物ばら積み運送技術専門委員会関係
   
1 HNS体制の進捗に関して
   2 2万DW未満のケミカルタンカーのIGSについて
   3 海防法上の指定海域におけるタンククリーニングにつ
    いて

  
V 燃料ワーキンググループ関係
   
1 調査班報告 2008年3月〜5月の原油市況動向
   2 技術班報告 IMO仕様の内航船用小型焼却炉につい
    て

・内航総連が引当台帳から抹消の20隻を公表
・日本貨物鉄道が新日本海フェリーと連携強化
・東日本フェリーが青森/函館航路で増便を検討
・「海と船と港の物語」(123)
 
 「海路と陸路」C 
【5面】 ・IMOのシップリサイクル条約に対応を
  
500国際総トン数以上の船舶はインベントリ(有害物質一
  覧表)の条約証書の受有義務が発生へ
   
国交省海事局船舶産業課の加藤・国際業務室長が船技
   研のセミナーで説明

    
2012年に国内法を施行
・日本船舶技術研究協会、今年度は内航船などを対象に現存
 船インベントリ作成実験
・海外売船市況、春先より若干の値上がりに
  
老朽船は買い手が渋る傾向
・関東運輸局が7月22日に法令等改正説明会を開催
  
船舶復原性規則と船舶区画規程の改正などを解説
   
500総トン以上の内航船にも2009年1月1日以降の新
   造船から適用

・国交省、7月1日から船舶塗装基準を施行
  
近海区域を航行する500総トン以上の船舶に
・ダイハツディーゼルの4〜6月期連結業績
  
売上高145億8000万円、経常利益20億2500万円
   
2008年9月期中間決算を情報修正
・石田造船建設が旅客フェリー「くがに」を建造
  
固定型水中翼を備え燃費を20%節約
・全日本海員組合などが先島フェリーの設立を提案
  
有村産業の破産関連で
・商船三井フェリーのフェリー・内航事業は苦戦
  
売上高137億円、経常損失5億円と損失が拡大
・古野電気、小倉駐在所を閉鎖して福岡駐在所を開設へ
【6面】 ・新日本製鐵・八幡製鉄所の火災事故
  
半製品やコークスなどのエキストラ(緊急)輸送が発生か
   
自動車産業や造船所などへの供給に不安
・「有力オペレーターの経営戦略」
  
燃料油価格の転嫁が課題に
   
辰巳商会副社長 奥林群司氏
・「SESの支援制度、22年度以降をどうするのか」
  
業界側のアクションにも期待
・内タン組合の関西・薬槽船支部が近畿運輸局に要望
  
危険物取扱責任者の資格認定制度などで
・内航総連の影山理事長が就任会見
  
内航のイメージアップを図りたい
   
内航業界に軸足を置いて国交省とのパイプ役に
・長崎運輸支局らが8月20日に海洋教室を開催
  
中学生を対象に乗船体験も
・日本押船土運船協会の役員人事

 

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