「内航海運新聞」ニューストピックス

平成19年(2007年)6月18日付 第1999号
【1面】 ・交通政策審議会海事分科会の第4回ヒューマンインフラ部会
  
中間とりまとめ素案を提示(6月13日)
   
グループ化にかかる施策例なども盛る
・社説「短期建造が困難
になった造船事情」(下)
  
発注から竣工まで、資材の納期などで2年は必要
・国交省の平山政策統括官が定例会見
  
7月1日から物流3参事官体制に
・国交省海事局、6月25日にグループ化の推進で説明会開催
  
九州運輸局で午後1時30分から
   
関東、近畿、中国、四国地区でも順次開催へ
・6月10日開催の船員就業フェアin神戸
  
採用・内定5名、保留22名
   
次回は9月10日に東京で開催
・全海運の小比加会長が就任会見(6月15日)
  
平成25年度以降の納・交付金の考え方などを示す
・内航総連の次期会長は上野孝氏が内定
【2〜3面】 《特別企画》環境にやさしい次世代内航船のSES1ケミカルタ
 ンカー第1番船「第五日光丸」が就航
  
電気推進化で大きな成果を達成
   
スーパーエコシップ・ケミカルタンカー「第五日光丸」の竣
   工と特長について

    
鉄道・運輸機構技術支援部長 和田昌雄氏
     
省エネ・環境負荷の低減、最適船型の活用で向上
     低振動・低騒音の実現、静かな居住環境の確保
     電動ディープウェルポンプの採用、貨物ポンプ室の廃
     止効果大
     十分な貨物艙の確保、二重船殻基準をクリア
     運航性能の向上、一部故障でも航行可能に
     試運転の結果、省エネ20%を達成、排ガスなども大
     幅削減

   
関係者の喜びの言葉
    
環境保全に最大の努力
     
上野トランステック社長 上野善氏
    
電気推進船の促進に期待
     
IHI MU取締役エンジニアリング事業部長 宇都宮正
     時氏

    
次世代船の建造拝命に感謝
     
興亜産業社長 真砂徹氏
  
鉄道・運輸機構、次世代内航船の建造促進で支援
   
SES1の普及に期待
【4面】 ・海洋政策研究財団の第42回海洋フォーラムで国交省総合
 政策局の甲斐正彰環境・海洋課長が講演
 
 「海洋基本法の成立について」
   
法案作成上の主な論点などを紹介
    
はじめに
    わが国の海洋をめぐる状況
    議員立法の推進体制
    海洋基本法案の作成上の主な論点
    国会における主な議論
    今後の動き

・物流改革シンポジウム2007実行委員会、「環境時代の物流
 改革〜欧米先進モデルと日本〜」でパネルディスカッションを
 開催(6月1日)
  
モーダルシフトは欧米より遅れている
   
パネリスト:中村英夫氏、枝廣敦子氏、平山芳昭氏、岡部
   正彦氏、伊藤直彦氏
   コーディネーター:横島庄治氏
【5面】 ・千葉県内航海運組合が6月10日に通常総会を開催
  
理事長に三栄海運社長の松田紀道氏が再選
   
副理事長には中央航運社長の渡邉輝雄氏を選出
・「環境問題と省力化などが大きな課題」
  
国交省海事局舶用工業課長 瀬部充一氏
・リサイクルポート推進協議会の総会で小野晋也衆議院議員
 が挨拶
 
 「鋭意サポートに努めたい」
・日本鉄鋼連盟がまとめた2007年1〜3月期の国内輸送
  
前年同期比5.5%増の1900万215トン
   
船舶は同6%増の1225万5006トン
   トラックは同4.3%増の667万1876トン
   鉄道は同51.5%増の7万3333トンに

・住友金属物流の2007年3月期単独決算
  
売上高890億8100万円、経常利益40億5700万円
   
過去最高の増収増益に
・渡辺造船所が499総トン型一般貨物船4隻を受注
  
内航総連の5月期建造等申請で
・日本海難防止協会が6月14日に通常総会を開催
  
友國八郎会長、海洋基本法の成立でより一層の尽力をと
  挨拶
・JR貨物の伊藤直彦社長が記者会見(6月14日)
  
長距離輸送のトラックへの依存に疑問を示す
・近畿運輸局、わが国初の水陸両用バスの6月16日から30
 日まで営業運行・運航を許可
  
「都島自動車」と「大阪みずかいどうはちまるはち」がなんば
  パークス〜大川水域周遊で
・東都海運の5月28日付役員異動
・商船三井内航の6月28日付役員異動
・アジアマリンの5月29日付役員異動
・アジアマリンの6月1日付人事異動
・上野トランステックの大阪営業所が6月25日より移転
・加藤海運の東京支店が6月18日から移転
・全日本トラック協会の軽油価格高騰影響調査5月分
  
運賃転嫁事業者は36.8%に
【6面】 ・内タン組合が石油化学荷主に船舶の老朽化、船員の高齢
 化・確保難などで要望
  
経営環境厳しく運賃アップを
・内航大型船輸送海運組合が6月11日に通常総会開催
  
山上建治氏を会長に選出
   
副会長に栗林宏吉氏と尾崎修一氏を選出
・全国海運組合連合会が6月13日に通常総会を開催
  
小比加恒久氏を会長に選出
   
副会長に垰野廣文氏、雑喉平三郎氏、木許作太氏を選
   出

・全国内航タンカー海運組合が6月13日に通常総会を開催
  
広岡兼次氏を会長に選出
   
副会長に福岡孝一氏、岩田誠氏、田渕訓生氏、上野善
   氏、冨田洪三氏、内藤吉起氏、多田聖治氏、林克基氏を
   選出

・全国内航輸送海運組合が6月14日に通常総会を開催
  
荒木敦氏の会長留任を決める
   
副会長の吉岡實氏、後藤田直哉氏、市瀬圭次氏、三木
   孝幸氏も全員留任

・船舶整備共有船主協会が6月12日に通常総会を開催
  
雑喉平三郎氏の会長留任を決める
   
副会長に堀江隆三氏、渡部優氏、垰野廣文氏、佐藤國
   臣氏を再選、栗林宏吉氏を新任

・国交省の冨士原海事局長が6月15日に定例会見
  
船員教育のあり方検討会の積み残し課題はヒューマンイン
  フラ部会の中間とりまとめ後に検討へ
・鉄道・運輸機構が貨物船金利を改定(6月13日付)
  
13年超14年以内は3.10%に、14年超15年以内は
  3.15%に引き上げ

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業





阪神ポンプ製作所 島田燈器工業 日産電機サービス

 

松井鉄工所 エスケエ鉄工 国華産業

 

《SES1ケミカルタンカー1番船「第五日光丸」特集》

上野トランステック/アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド

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