「内航海運新聞」ニューストピックス

平成17年(2005年)10月31日付 第1919号
【1面】 ・海事振興連盟が2005年度通常総会を開催
  
真木内航総連会長、代替建造の促進で支援を求める
   
暫定措置事業の円滑など5項目
 
 関谷会長の再任あいさつ
   
海事産業の発展のために努力
  
内航総連の要望書
  藤野議員が星野海事局長に要請
   
安全最少定員の徹底を
・「このままでは再生産は不可能!」(下)
  
急がれる代替建造の促進策
・船員中央労働委員会、新たな船員派遣事業の許可申請6事
 業者を審査へ
【2面】 ・国土交通省、グリーン物流パートナーシップ会議が第1次補
 助金を13件のモデル事業に交付
  
海上へのシフトは王子物流など2件を含む
・海事振興連盟、健全な発展の実現を期し決議
  
暫定措置事業の継続と着実な実施など
・国土交通省の星野海事局長の定例会見(10月21日)
  
改正内航海運業法の施行後に43事業者が新規参入
・松坂・船舶整備共有船主協会工務委員長が電気推進機器に
 かかる説明会で挨拶
  
電気推進船の建造促進へ向けた一助に
・日本通運が2005年度ロジスティクス大賞の奨励賞を受賞
  
12フィートコンテナと北東アジア国際物流―博多/上海 新
  鋭高速船で新たな物流モードを構築―
・栗林商船、単独中間期決算予想を上方修正
  
通期では燃料油価格の高騰で期首予想を若干下回るか
・海員組合と八興運輸、10月21日に福岡高裁宮崎支部の和
 解斡旋を受け入れ
  
船舶占有回収請求控訴事件で
・長崎市のジェイ・オーシャンの元社長が鉄道・運輸機構と日
 立造船に対して損害賠償を求め訴訟を開始
  
10月21日に長崎地裁で第1回口頭弁論が行われる
・各地方運輸局が経済団体などに理解を要請
  
原油価格高騰による運輸事業の窮状について
・立石信義氏著の「盛運・強運・幸運―石油と海運の三代記」
 が住田海事史奨励賞を受賞
・旅客フェリー「パシフィックエキスプレス」は韓国船社に22億
 6000万円で売却
  
マリンエキスプレスと鉄道・運輸機構の共有船
【3面】 《資料》内航総連の基本政策推進小委員会・新規物流ワーキ
 ンググループの「新規物流に関する研究」報告書から「カボタ
 ージュ制度について」を抜粋
  
世界の規制の現状と日本のあり方
   
1 カボタージュ制度の意義
   2 各国のカボタージュ規制の実施状況
   3 日本のカボタージュ制度

    
(1) 船舶法による規制
    (2) 疑問点・論点
    (3) 外国人労働の受け入れに関する閣議決定
    (4) 今後の課題

・「海と船と港の物語」(3)
 
 「嵐の夜の悲恋灯台」
・新刊紹介 「海流」 ―最後の移民船航海記―
  
川島裕著、海文堂出版発行
【4面】 《寄稿》迫りくる国内物流危機による企業への影響
  
内航海運は動脈硬化状態に
   
近く事故の多発や要員不足よる運航計画の遅れなどの
   続発を懸念

    
はじめに
    1 国内輸送機関別にみた貨物輸送の現状
    2 内航海運事業の経営

    
 (1) 実質運航者(オーナー)の零細性
     (2) 経営上の問題点
     (3) 制度の一部改正

    
3 内航物流の今後の問題点
    4 課題への必要な対応

     
(1) 管理会社への移行
     (2) 船員確保とその教育訓練

    
5 おわりに
・日本無線、中間期・通期決算予想を下方修正
・九州運輸局がまとめた7月の海上輸送
・マリンエキスプレスが年内に解散へ
【5面】 ・海事振興連盟に石渡・日本中小型造工会長が中小造船業界
 の窮状を訴える
  
需要創出などの支援策を要望
・開港133年の室蘭港、日本海縦断3航路の拠点港
  
室蘭市が利用促進懇談会を開催(10月21日)
・国土交通省、平成17年度の環境行動計画モデル事業の公
 募を開始
  
応募締切りは11月11日まで
・国土交通省、船舶安全法施行規則等に関する規則の一部改
 正でパブリックコメントを募集
・九州運輸局、「船員就業フェア in FUKUOKA」の就職面接
 会の参加企業20社を公表
  
12月2日に博多の九州ビルディングで開催
・11月1日から関門港が夜間入港規制を廃止
  
船長は一定の入港実績を有することなど
・ダイハツディーゼルの2005年9月中間期決算
  
利益は大幅増を計上
・古野電気の2005年8月中間期決算
  
中間配当は1円増配で6円に
・海運ビルの4階にフィットネスクラブ「イーストウエスト フィット
 ネス」が10月1日からオープン
・トラックニュース
 第37回プロトラックドライバー日本1に佐川急便仙台支店勤
 務の堀琢磨さんが輝く
  
日本通運は11トン部門で1位〜3位を独占
 全日本トラック協会、違法駐車対策で警察庁に協力を要請
  
来年6月施行の放置駐車の確認事務などの民間委託をと
  もなう駐車対策で
【6面】 ・国土交通省海事局、第2回「内航船舶の代替建造促進に関
 する懇談会」を開催(10月27日)
  
事業者、荷主、金融機関からのヒアリング結果を提示
   
次回会合(11月29日)でとりまとめ案を検討、12月19日
   の第4回懇談会で最終取りまとめへ

・国土交通省の「シャーシに係る物流効率化等検討委員会」で
 内航総連と日本長距離フェリー協会からヒアリング(10月21
 日)
  
インフラの整備・拡充などで意見を陳述
・内航への新規登録事業者、異業種などからの参入はわずか
  
10月末現在の新規参入は45件
・内タン組合のケミカル・特殊タンク船委員会、燃料油価格の
 高騰でさらなる運賃改善を荷主に要望
・新和内航海運、新日鐵向けの5500トン積みコークス専用船
 を建造へ
  
山中造船で建造の炭酸カルシウム・石炭灰専用船「松洋
  丸」が10月22日から就航
・全内船の地位向上委員会、暫定措置事業の見直し問題で審
 議(10月26日)
  
一般事業者の解撤等交付金申請受付の再開を
   
11月22日の全内船理事会で最終結論へ
・関東運輸局の大薮局長が関東商工会議所連合会に協力要
 請
  
燃料油価格高騰問題への理解を求める

 

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