「内航海運新聞」ニューストピックス

平成16年(2004年)3月15日付け 第1839号
【1面】 ・内航総連の暫定措置事業の見直し問題
 
 3月31日の臨時理事会で決定へ
   
審議事項6項目の検討を求める
・四宮勲・全海運会長が記者懇談会で語る
  
暫定措置事業の見直しは機関決定を踏まえて対処
   
用船料の改善に大きな期待
・内航総連の平成15年度上期輸送実績
  
内航輸送量は2億2762万トン/キロリットルで前年同期比
  1.6%増に
   
貨物船は1億3478万トンで同0.1%の減少
   油送船は9280万キロリットルで同4.1%の増加

・内航総連の平成15年度上期用船料調査結果
  
定期用船料、運航委託料とも微増
・国土交通省海事局、海事産業課と技術課を廃止し企画課(仮
 称)を創設
 
 中央省庁再編基本法の一環で7月1日から実施へ
【2面】 ・国土交通省が平成16年度から造船業における人材養成事
 業を開始
  
地域研修センターの構築で支援
・「このひとに聞く」
 
 鉄道・運輸機構海上交通支援部長 栗生澤 茂氏
   
今年度の鉄道・運輸機構への貨物船依存度は69%に
・井出本榮・海員組合組合長が労働協約改定交渉の挨拶で強
 調
 
 カボタージュ規制の緩和は組織をあげて阻止
・北関東/北海道航路、船社に運航頻度増加を要望
  
茨城県内高速道路トクトク大実験での声
・国土交通省が4月5日にモーダルシフト促進シンポジウムを
 開催
 
 〜時代が変わる、物流がシフトする〜
   
第1部 IT時代の物流のあり方
   第2部 モーダルシフトの促進に向けて

・シャトル・ハイウェイラインが3月24日から営業運航開始へ
 
 横須賀久里浜港/大分大在港間で
・海上保安庁が5月29日と30日に羽田沖で平成16年度の観
 閲式と総合訓練を実施
  
2000名を一般公募で募集
   
応募期間は3月17日から4月20日まで
・公正取引委員会が3月8日付けで「運送業における特定の不
 公正取引」を告示
・大阪高知特急フェリーが4月8日から高知/足摺港を休航して
 収益改善を図る
・センコーが4月1日付で本社機構を改正
【3面】 ・船員法、船員職業安定法、内航海運業法の活性化3法案改
 正の法律案要綱
  
3法案の改正概要が公表される
   
第1 船員法の一部改正
   第2 船員職業安定法の一部改正
   第3 内航海運業法の一部改正
   第4 附則関係

・内航海運業法の改正案でコメント
  
国土交通省海事局国内貨物課 杉山忠継課長補佐
   
「目的」の改正
   参入規制の緩和
   適正船腹量等の廃止
   省令に係る事項
   通達に係る事項
   その他

・トラックニュース
 全日本トラック協会が2004年度輸送秩序確立運動実施要
 綱案を承認
 交通エコロジー・モビリティ財団がグリーン経営認証登録事
 業者25社45事業所を公表(2月分)
・尾崎睦・日本港運協会会長、届出料金の完全収受を約束
  
外航・邦船社と合意を取り付ける
・港湾・船内荷役春闘、第3回団体交渉は3月16日に
  
全国港湾はスト通告を見送りか
・フェリーターミナル協議会、3月11日の第2回交渉は拠出金
 で紛糾
・日立ニコトランスミッションの福岡営業所が事務所移転
【4面】 ・2004年度労働協約の改定で第1回交渉が始まる
  
内航二団体、全内航、大型カーフェリー労務協会と全日本
  海員組合
   
労使一体で政策的取り組みへ
    
堀江隆三・一洋会会長、臨手の大幅な見直しを求める
    垰野廣文・全内航会長、職務評価型賃金体系の確立を
    井出本榮・海員組合組合長、目先の利害にとらわれず
    協議
    板倉康祐・大型カーフェリー労務協会、依然続く困難な
    経営状況
    井出本榮・海員組合組合長、組合員の生活を守り雇用
    の安定を図る

   
船主団体側の申し入れ趣旨
   
 内航二団体、各種手当と慰労金のあり方を検討へ
    全内航、臨手は前年度実績から50%の削減へ

  
 海員組合側の申し入れ趣旨
    
船長水先慰労金では職務評価実施で(内航二団体)
    休暇制度の充実が必要(全内航)
【5面】 ・物流連が「SCMの進展と物流業の役割」でシンポジウムを開
 催(3月8日)
  
栗林会長、荷主とのパートナーシップが重要と挨拶
  
 田村周三・川崎近海汽船常務がパネラーで参加
    
内航RORO船はSCM推進のモデルケースに
・日立ニコトランスミッション、経過1年「三位一体」で基盤確立
  
技術と品質を通して社会に貢献
・日本舶用工業会か造船所70数社に原材料急騰で販売価格
 の配慮を要望(3月2日)
  
造船側、長期契約船価への影響で慎重な対応
・物流連の内航関係の2004年度寄附講座
  
早稲田大学は西浦弘高・新和内航海運社長(5月25日)
  横浜国立大学は岩元照男・日鐵物流取締役(8月3日)
・SEA JAPAN2004が国際会議聴講者の受付を開始
 
 テーマは環境保全に対する世界海運の新たな挑戦
【6面】 ・公正取引委員会、3月8日付けで運送業の特殊指定を告示
  
4月1日施行へ迅速かつ実効性のある規制に
・「暫定措置事業の継続に当たって5条件を巡っての現状と課
 題」
  
当局との協議の中で打開策を
・内航総連、平成16年1月期解撤等交付金申請の12隻、8
 億2684万6650円を認定
  
認定累計は1634隻、約1222億円に達する
・内航総連、平成16年1月期(前期)建造等申請の18隻、3万
 3299対象トンを認定
  
田原海運は後期分に回り、建造等納付金収入は10億
  8073万6600円の見込み
・鉄道・運輸機構が金利を2.05%に改定(3月10日付)
・内航総連がRORO船2隻(ろーろーひだか、ろーろーえりも)の
 寄港地の追加で公示

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業






阪神ポンプ製作所 ジャパンハムワージ 日産電機サービス

 

佐々木造船 日本油化工業

 

和光興産 内航保険サービス