「内航海運新聞」ニューストピックス

平成16年(2004年)3月8日付け 第1838号
【1面】 ・内航総連臨時政策委員会、暫定措置事業の今後の基本的
 考え方(案)を打ち出す
  
平成16年度から解撤等交付金申請は転廃業者に限定
   
自己調達資金については解撤等交付金認定者が2割を
   負担(出資)

・国土交通省が内航海運業法、船員職業安定法、船員法の海
 上運送事業の活性化3法案を国会に提出
  
3月2日に閣議決定し平成17年度からの施行めざす
・ジャパンエナジーと出光興産が一部油槽所を相互利用へ
・第8回港湾運送事業の在り方に関する懇談会が最終報告書
 をとりまとめ
  
平成16年度内に法律改正をめざし地方港も規制緩和実
  施
・国土交通省、3月26日に第4回物流最適化に向けた情報シ
 ステムのあり方検討会を開催
  
報告書の最終とりまとめへ
・全日本海員組合が3月15日海事振興連盟と懇談会
【2面】 ・今週(3月8日)から内航春闘始まる
 
 労使代表が今春闘に臨む姿勢を表明
   
企業存続と船員雇用確保が焦点に
    
馬越洋造・全日本海員組合沿海局長「雇用確保を最優
    先に」
    三木孝幸・内航労務協会会長「諸手当と賞与問題で議
    論を」
    垰野廣文・全内航会長「運賃・用船料の改善が先決」

・労働協約改定での船主要求
  
内航2団体=各種手当と慰労金の見直しを
  全内航=年間臨時手当の5割削減
・北九州港フォーラムが3月1日に開催
  
末吉興一・北九州市長「環黄海圏のハブポートをめざす」
   
「東アジアの物流と日本の港湾の進む方向で」パネルディ
   スカッションも実施

・リサイクルポート間における実証実験
  
ナラサキスタックスと日本通運が東京港/苫小牧港間の輸
  送を担当
   
3月末に報告書をとりまとめ
・堀江船舶が大阪/博多/那覇航路を開設(3月1日)
  
使用船舶はROコンテナ船「れきお」とRORO船「海龍11」
   
エイチ・アイ・エルからの営業権譲渡で
・シャトルハイウェイライン、3月20日から久里浜/大分航路で
 定期フェリーを就航へ
・鉄道・運輸機構の「フェリー東京」は近海郵船物流が落札し
 海外売船へ
  
「フェリーきりしま」は韓国船社が落札
《投稿》草刈隆郎・日本船主協会会長への反論に対する「反
 論」
  
組合員への賦課金強要には反対
・石油海運が昭和マリタイムに会社名を変更(4月1日付)
【3面】 ・港湾運送事業の在り方に関するパブリックコメントの募集結
 果

  「議論の整理」に7名38件の意見が寄せられる
   主要9港の規制緩和の評価
   地方港の規制緩和の実施
   地方港の規制緩和に伴い講ずべき措置
・2004年版「海洋白書」を読んでの疑問
  
カボタージュと外国人船員導入の考え方
・海上保安庁が2月27日からシーズネット・サービスを開始
  
インターネットで沿岸海域環境保全情報を提供
・日本海運倶楽部が3月31日で解散へ
  
2月23日の臨時総会で決議、収益事業は日本海運会館
  が引き継ぎ実施
・内航船舶輸送統計11月分
  
貨物船は6.4%減、油送船も10.4%減
・九州運輸局がまとめた11月のうんゆの動き
【4面】 《資料》第8回港湾運送事業の在り方に関する懇談会
  
地方港の規制緩和に係る最終報告書(下)
   
7 規制緩和のスケジュール
   8 最後に
・船員災害防止協会の船内供食に関するアンケート結果
  
第3回乗組員供食の標準メニュー作成委員会で
・2004年度ミス「海の日」に菊田佳苗さんが選ばれる
・松下電器グループがモーダルシフトを積極展開
  
鉄道輸送11ルートと内航海運1ルート(御前崎/苅田間)を
  新たに設定
・近畿運輸局における平成15年の船員職業安定業務状況
  
前年比19.8%減の158人で過去最低を記録
・成山堂書店が「海洋白書2004」を刊行
・日本電線工業会が第8回物流改善事例報告会を4月15日と
 16日に開催
【5面】 ・東京湾海上ハイウェイネットワーク委員会が最終報告
  
東京湾での新しい交通体系を提言
  
 準還流型で速力制限を15ノットに緩和
・鉄道・運輸機構の技術支援は既存船の保守管理面でも重要
  
玉井洋吉・船舶整備共有船主協会工務委員長が語る
・鉄道・運輸機構が内航活性化のための新技術研究を募集
  
応募締切りは4月6日まで
・中国運輸局が第2回呉周辺地域における造船クラスター活
 性化調査検討委員会を開催(2月27日)
  
来年度以降も継続して取り組みへ
・海上技術安全研究所がファーストトラック・シーレーン(湾内高
 速航行)に関する技術要件の調査研究報告書をとりまとめ
  
高速航行する船舶について要求される技術案件で検討
・日本造船協力事業者団体連合会が第3回正副会長会議を
 開催
  
2004年度事業方針などを協議
・千葉海上保安部が千葉港内での夜間着岸を承認
  
千葉港内の事業所8社に自主基準を設定
   
対象はガソリン、灯油など引火点61度以下の石油製品
   を積み込む予定の国内航路向け船舶

・北海道運輸局がまとめた11月の貨物輸送の動き
  
内航海運取扱量は393万5000トンで5か月ぶりに400
  万トン割れ
・古野電気の組織改正と人事異動(3月1日付)
・トラックニュース
 全日本トラック協会が3月2日にシンポジウムを開催
  
テーマは「トラック事故を防ぐ安全で適正な物流環境の構
  築」
   
高橋喬郎会長「安全こそ経営の資源」とあいさつ
 2003年度貨物自動車運送事業者の安全性優良事業所で
 354事業所追加認定
 ブルーハイウェイエクスプレスの社長に渡邊和佳氏が就任(4
 月1日付)
【6面】 ・国土交通省の内航海運業の経営実態調査
  
平成14年度の黒字事業者、オペレーターは78%、オーナ
  ーは66%
・「内航海運にも外航並みの市況到来か」
・海外売船価格も急騰
  
499総トン型貨物船で7000万円で取引
・新日本製鉄、住友金属工業、神戸製鋼所の内航船共同利用
 は6隻程度が限界か
  
減船の影響で自社輸送に支障も
・物流連が横浜港の諸施設の見学会を実施(3月2日)
  会
員企業・団体から約40名が参加
・港湾春闘、労働側が3月18日の第1波ストを通告
  
料金の完全収受については荷主や国へも申し入れ
・船内荷役春闘、業界側のゼロ回答で第2回団体交渉(3月3
 日)は打ち切り
  
次回団体交渉は未定
・国土交通省3月1日付人事異動
  
飯塚裕・前鉄道・運輸機構経理資金部長が東北運輸局次
  長に就任
・三菱化学物流が4月1日付で組織改正と人事異動を実施
・浪速タンカーの取締役に福岡賢氏が就任

 

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