「内航海運新聞」ニューストピックス

平成15年(2003年)6月16日付け 第1802号
【1面】 ・暫定措置事業の見直し問題で自民党・国土交通部会と海運
 造船対策特別委員会が緊急合同会議で全面支援
  
内航総連は300億円の予算化を訴える
・交通政策審議会の第6回海事分科会、内航海運部会を新た
 に設置(6月6日)
  
活性化へ向けた調査審議を行う
・暫定措置事業の見直し問題は6月26日の政策委員会で最
 終決定へ
  
平成15年度上期の資金管理計画決まる
   
8月交付の解撤等交付金予算は4億円に決定
・内航船主の財産を守る会が6月10日に広島高裁に控訴
  
原告側は40社、内航総連も含めて訴える
・ナビックス内航、7月から「商船三井内航」に社名変更
  
商船三井フェリーの不定期船部門を統合
・運輸事業団の金利、6月10日付で1.65%に改定
【2面】 ・国土交通省が再用船および連続トリップチャーターに係る規
 制廃止でパブリックコメントを募集
  
締め切りは7月10日まで
・「内航企業トップに今後の経営戦略をきく」
  
本来の収益重視の体制をとる
   
栗林商船社長 栗林宏吉氏
・国土交通省が内航海運業の経営実態調査結果
  
運送業、貸渡業とも約6割が黒字に
・九州地方海運組合連合会が通常総会を開催(6月6日)
  
会長に宮川幸氏を選出
・近海郵船、6月26日から10月31日まで敦賀/苫小牧航路で
 デイリー運航
  
併せて7月から11月までは金沢にも寄港
・東京港有明埠頭、日本通運と商船三井フェリーの新造高速R
 ORO船4隻の利用バースはVG・VH
  
近海郵船はVA・VBにシフトを検討でフェリー埠頭1号・2号
  の利用船社を募集へ
・日本港運協会が第41回通常総会を開催(6月11日)
  
尾崎睦会長が留任
・下請法の一部改正案が衆議院で可決成立(6月12日)
  
下請取引に内航海運も追加され6月18日から公布
・住友金属物流の2003年3月期決算
  
当期利益は1億5200万円で前期比392.7%増
・住友金属物流の6月20日付役員人事
・国土交通省の6月6日付人事異動
【3面】 ・国土交通省がシングルハルの規制強化で日本側の提案文
 書内容を公表
  
「地域規制は避けるべき」なども提言
   
シングルハルの使用は2015年か船齢20年のいずれか
   早い期限までを提案

・千葉県内航海運組合が通常総会(6月7日)
  
理事長に松田紀道氏を選出、「羽田空港の拡張工事は埋
  立工法を」と就任の挨拶
・国土交通省が危規則および関係告示の一部改正でパブリッ
 クコメントを募集
  
締め切りは6月27日まで
・国土交通省の第6回造船産業競争戦略会議(5月30日)
  
最終報告の骨子案を承認
・物流連が物流環境大賞受賞者を決定(5月28日)
  
物流環境大賞に日立物流、物流環境保全活動賞には日本
  郵船と商船三井、物流環境特別賞に札幌通運と佐川急便
・全日本船舶職員協会が通常総会を開催(5月30日)
  
新たな職域開発で具体的な挑戦に取り組みへ
・日中輸送協議会がまとめた3月の日中間コンテナ貨物輸送
 実績
【4面】 《資料》物流連の平成14年度の各専門委員会における調査
 研究報告書(上)
  
モーダルシフトなど6つの専門委員会が報告
   
モーダルシフト専門委員会
    
「モーダルシフト推進における新規分野の取り組みに関
    する調査報告書」

  
 物流情報化専門委員会
    
「物流EDIの今後のあり方に関する調査・研究報告書」
・国土交通省の交通政策審議会・第1回内航海運部会
  
事務局から「内航海運の現状と国土交通省の取り組みに
  ついて」提示
・赤阪鐵工所、株価の上昇で上場廃止基準を上回る
・国土交通省、8月1日からプッシャーバージの安全規制の見
 直しに係る関係省令の改正・施行を実施へ
  
既存船は平成30年までの15年間の経過措置
   
船員の配乗規制は内航船乗組み制度検討会の検討状
   況をみながら順次改正を予定

・沖縄地方内航海運組合が事務所を移転
・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定
・九州運輸局がまとめた3月の運輸動向
【5面】 ・内航船専業の造船所、生き残り策で近海船に走る
  
内航船の船価は上昇気配
・日本舶用工業会の2003年度事業計画
 
 アクションプランに沿って各種事業を遂行
   
若年経営者で懇談会を発足させ活性化を図る
・国土交通省がモーダルシフトの促進で運航船社3社からヒア
 リングを実施
  
関東/関西間のモーダルシフトの促進で意見聴取
・国土交通省がグリーン経営推進要綱を制定
  
中小事業者のグリーン経営の推進で
・阪神内燃機工業、ニーズに対応した提案型の営業を強化
・赤阪鐵工所の2003年3月期連結決算
  
1億7100万円の当期純利益を確保
・海技大学校が秋季学生を募集
・伯方造船がホームページを開設
・横浜港セミナーで「横浜港をハブ港に」と中田宏・横浜市長が
 語る(6月5日)
《投稿》ダブルハル問題とプッシャーバージの規制
 
 「海事局の対応の差に疑問」
  
 渡辺造船所社長 渡辺悦治
【6面】 ・シングルハル規制強化問題で国土交通省がIMOに提案文
 書を提出
 
 内航タンカー組合の要望などを盛る
・吉田啓一・川崎近海汽船社長が物流連の早稲田大学の寄
 附講座で講演
  
環境問題や効率化輸送など今後の役割と課題を説明
・国土交通省の第7回内航貨物船部会の中間報告
  
事後チェックの強化など一部を修正
・船舶整備共有船主協会が第38回通常総会(6月11日)
  
会長に雑喉平三郎氏を再選、副会長も堀江隆三、渡部
  優、玉井洋吉、佐藤國臣、垰野廣文の各氏が再選
・平成15年4月期建造等申請審査、17隻、約4万対象トンを
 内航総連理事会が認定(6月12日)
  
1隻保留で建造等納付金収入は約14億円

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