「内航海運新聞」ニューストピックス

平成15年(2003年)5月19日付け 第1798号
【1面】 ・国土交通省、モーダルシフトの促進でアクションプログラムを
 策定
  
2010年までに内航シェア44%を目指す
・国土交通省の内航制度検討会第6回事業規制ワーキンググ
 ループ(5月7日開催)
  
継続審議事項を検討し、用船契約期間など全事項を了承
・内航総連の暫定措置事業見直し問題
  
当局のC案(予算要求160億円)を中心に今週5組合でも検
  討へ
・内航総連の次期会長に立石信義氏が内定
・国土交通省が環境への取り組みでグリーン経営推進マニュ
 アルとチェックリストを作成
  
対象は内航海運業などの海事関係事業者
・運輸事業団、貨物船金利を1.75%に改定(5月9日付)
・各団体の総会日程
【2面】 ・NK(日本海事協会)が発行した平成14年度末までの任意ISM
 取得会社は123社、310隻
  
JG(国土交通省)と合計では180社(DOC)、389隻(SMC)に
・「内航企業トップに今後の経営戦略をきく」
  
収益の安定化が最大の課題
   
旭タンカー社長 菊間 邁氏
・国土交通省の第6回内航貨物船部会で「内航貨物船乗組み
 制度の見直しについて」の骨子案を提示
  
報告書のとりまとめの方向で検討し、5月末開催の次回部
  会で報告書案の提示へ
・国土交通省の第1回港湾運送事業のあり方に関する懇談会
  
地方港の規制緩和に向けた検討に着手
   
平成15年度中に最終報告のとりまとめへ
・国土交通省が「海の月間」の実施要領を公表
  
第1回海フェスタ KOBE〜海の祭典2003〜を神戸で開催
   
7月19日から26日まで神戸港メリケンパークなどで
《投稿》「プッシャーバージ規制には賛成」に反論
  
プッシャーバージは法律や規制に準拠して開発
   
渡辺造船所社長 渡邊悦治氏
・マロックスのRORO型貨物船「東洋丸」が就航
  
5月7日から広島/東京航路に就航
・萩森海運が破産宣告、負債総額は17億7290万円
 
 白油タンカー「天快丸」を5月15日に競売へ
【3面】 《緊急対談》内航海運の正常化への政策課題で労使が共闘
 
 内航海運の再生には運賃・用船料の改善が不可欠
  
 橋本堅作・全国内航タンカー海運組合船主部会長と井出
   本榮・全日本海員組合組合長が対談

    
「抗議停船も辞さず」への背景と要因
    公正取引委員会の基本姿勢に注文
    カボタージュ問題について
    正常化のための共闘が必要
    明日の内航海運を開くために
【4面】 ・国土交通省、内航海運制度検討会第6回事業規制ワーキン
 ググループで継続審議事項にかかる資料を提示
  
前回のワーキンググループでの検討事項について
   
1 用船契約(積荷保証)の期間について
   2 100総トン未満の船舶の取り扱いについて
   3 運送約款の作成・届出を義務付ける範囲について
   4 法律上制度を廃止した後の適正船腹量の取り扱いに
    ついて

  
100総トン未満の曳船及びプッシャー(バージ)の取り扱い
  について
  
 1 これまでの経緯
  
登録制か許可制かについて
   
1 登録制とは
   2 許可制とは
   3 他の事業モードの例
   4 今後の取り扱い

・海上保安庁が「海上保安レポート2003」を公表(5月12日)
  
船舶交通を支える海上保安庁について特集
・内航総連が14年12月期の建造等認定申請の保留分(徳栄
 産業)を認定、15年2月の山中海運は建造申請を取り下げ
・「営業部で活躍するすてきな女性たち」(199)
  
三浦造船所 岩尾美由紀さん
【5面】 ・国土交通省が5月9日に交通政策審議会第5回海事分科会
 を開催し、「航行の安全と効率の向上をめざす船舶交通安全
 政策のあり方」について答申
  
安全性と効率性の両立めざす
・東京電力が当面の需給見通しを発表
  
長期計画停止火力の再開と他社からの応援融通計画受
  電、新設火力発電所の運転開始時期の繰り上げなど
・鉄鋼連盟の4〜6月期の鉄鋼需要
  
鋼材生産は前年前期比1.4%減と5年ぶりのマイナスに
・海上保安庁が5月12日に海上保安の日で祝賀会開催
  
扇国交相「安全で安心な海を」
  深谷長官「明るい海の実現を」
・日本電線工業会が第7回物流改善事例報告会を開催
  
船舶の共同利用で成果
・日本立地センターと民間企業7社が「灰リサイクルシステム研
 究会」を設立
  
焼却灰を普通セメント原料の粘土代替品としてリサイクル
   
正会員は東海運、山九、新日鉄高炉セメント、太平洋セ
   メント、常石ポートサービス、ユニチカ、横河ブリッジ

《投稿》プッシャーバージの規制強化で関連事業者は廃業に
  
長崎マリンサービス
・全内航が船員のコスト試算をまとめる
  
1人当たりの船員費は120万6627円に
・日本中小型造船工業会の会長に石渡博氏(墨田川造船社
 長)が就任
・第一中央汽船の「だんびあ丸」による海難救助をNHK「プロ
 ジェクトX 魔の海域 奇跡の救出劇」で紹介
・東京船舶が北日本/韓国間で「どさんこまちサービス」を開始
・全日本トラック協会の次期会長候補に高橋喬郎副会長
【6面】 ・第1回内航協議会で内タン組合が石連に荷役の安全基準の
 統一などを要望
  
海工務、安全対策、運賃・用船料の3委員会設置で合意
・RIM社が5月12日付で油送船のスポット用船レートを公表
 
 白油船は旧協定運賃タリフの60%、黒油船は同70%
・国土交通省の船員統計(平成14年10月現在)
  
内航船員は前年比で9.4%減の2万3306人
   
25歳未満の若年船員は3883人で依然として減少傾向
・内航総連が海員学校生徒の内航船乗船体験の受入れ船を
 募集(6月30日まで)
・内航総連が平成15年3月期解撤等交付金申請船を審査
  
153隻、89億7915万6千円を申請認定
   
暫定措置事業認定累計は1653隻、約185万対象トン
・新和内航海運の社長に西浦弘高氏(シンワエンジニアリング
 サービス社長)が就任へ
・新和ケミカルタンカーの社長に森島壽昭氏(新和海運常務)が
 就任へ
・川崎近海汽船の2003年3月期連結決算
  
売上げ高は前期比2.4%増の267億5600万円
・日鐵物流の2003年3月期連結決算
  
売上高は前期比3.1%増の717億7300万円

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阪神ポンプ製作所 日本技術サービス ジャパンハムワージ

山中造船

佐々木造船 萩原バルブ工業