「内航海運新聞」ニューストピックス

平成13年(2001年)9月3日付け 第1713号 
【1面】 ・海事局の2002年度予算概算要求で、暫定措置事業の政
 府保証枠「老朽船の前倒し解撤」(シンデレラ・プロジェクト)
 で390億円要求
  
未収金対策では8億円を要求
・シンデレラ・プロジェクトの仕組み等を大久保課長が語る
  
15年超船問題で資金調達の円滑な実施を図る
  代替建造の需要促進も期待
・国交省の次世代内航海運懇談会、第1回暫定措置部会を
 9月6日に開催
・船整協、共有建造制度の維持を安富海事局長に陳情
  
補正予算で既往金利の軽減措置等も
・内航総連、解撤等交付金申請を9月10日から30日まで受
 付へ
【2面】 ・国交省がボランタリープランの進捗状況をまとめる
  
内航は現状とそぐわぬ数値に
  日本船主協会など5団体は数値目標をクリア
・「内航も思い切った構造改革を」
  
内航大型船輸送海運組合会長 吉田啓一氏
・日石三菱が8月29日に竣工式
  
下松石炭中継基地が完成
  
中国電力向けに石炭輸送を開始
・川崎近海汽船、8月末でシルバーフェリーの燃料調整金制
 度を廃止
  
1万航海記念30%割引を実施へ
・内航総連「e−内航」地方説明会の日程決まる
  
9月17日の小倉地区を皮切りに全国8か所で
・新和内航海運・人事異動(9月1日付)
・三菱化学物流・組織改正と人事異動(10月1日付)
・「いまどきこんな会社もある」
  
マルヨシ物産が年商約3倍増、8千万円強の法人税納入
【3面】 《投稿》内航海運ビジョンと残された課題=ビジョン策定を
 終えて=
  
澤 喜司郎・山口大学教授が寄稿
  「構造改革での議論・検討も重要」
  「事業者の意識改革が必要」

   
はじめに
   1.ビジョン策定の意義とビジョンの役割
   2.ビジョンの基本的考え方
   3.ビジョンが示す内航海運の将来像
   4.ビジョンと残された課題
   おわりに
【4面】 《資料》海上保安庁が「海上保安レポート2001」を公表
  
海の安全確保など業務目標や課題を紹介
【5面】 ・国交省、静脈物流拠点港として25港が積極的に検討
  
港湾管理者の意向調査で判明
・石灰石工業会の2000年度輸送機関別輸送量
  
船舶は約59万トンで前年度比3.3%増
・中国運輸局、管内の内航事業者へのヒアリング結果
  
タンカーはまだ船腹過剰との意見多い
・全国港湾が2001年度運動方針を審議へ
  
9月5日からの第35回定期全国大会で
・港湾労使が第11回セーフティネット協議会を開催
  
例外措置荷役など10月末に結論
・経済産業省の2001年度下期石油化学需要予測
 
 内需はトータルで減少か
・海保庁、14年度予算概算要求で総額1743億円
  
航行支援システムの実施設計も盛る
・日本ペイントの宮古島ウェザリング試験場が竣工
  
創業120周年記念事業で運営を開始
・フロージャパンの船舶の洗浄・塗装剥離向け製品
  
ウォータージェット利用で粉塵の飛散防止措置が不要に
・古野電気が地すべり学会の研究発表会に協力
・日本舶用機関整備協会の当面の会合・行事予定
【6面】 ・運輸事業団の平成14年度予算概要要求
  
貨物船建造は事業計画予算で308億円
  共有比率90%への制度改正は見送る
・石油元売りの物流部長に聞く(1)
 
 内航スケール導入を決める
  日石三菱取締役物流部長 岡村格五氏
・減船は追いつかず!更に過剰船腹が表面化
 
 減産などで輸送量も大幅減少
・危険物取扱責任者の資格、9月から更新が必要に
 
 国交省が内航総連に通達
・全ト協などが商工中金の民営化に反対
 
 内航事業者も反対の意見高まる
・7〜9月期の内航燃料油価格交渉
  
C重油で1000円強の値上げか
・国交省の平成14年度税制改正要望事項
・住金物流がISO9001の2000年版認証を取得
 
 鉄鋼関連物流企業では初のこと