「内航海運新聞」ニューストピックス

平成12年(2000年)11月27日付け 第1676号
【1面】 ・日本長距離フェリー協会、燃料油価格変動調整ガイドライ
  ンを決める
  
12月中旬からの実施目指し、恒久的なシステムとして導
     入
・燃料油価格変動調整はたんなる応急措置ではない
  
若杉高俊・長F協会会長が会見
・燃料油価格変動調整金で長F各社の対応は多様
・大型船組合も燃料油価格を重視
  
1万DW型RO船で月間1万円もアップ 齋藤正一大型船
    組合会長談話
・社説「最後の砦 カボタージュを守れ」
  
経済性での撤廃論に反対
【2面】 ・神戸商船大と事業団技術部が連携した「DOS2000」が11
  月20日に発足
 
 実験船提供者は日生地区海運組合、イコーズ、TRHが
    候補に
  ITを活用した陸上支援システムを検討
・日本長距離フェリー協会の「燃料油価格本藤調整につい
  て・ガイドライン」全文
・大手内航企業の中間決算
  
川崎近海汽船、栗林商船、兵機海運
・英雄海運の社長に森浄茂氏就任
・港運関係7団体の合同賀詞交歓会は1月10日
【3面】 ・物流連、「モーダルシフト2000in東北」を開催
  
効率的で環境にやさしい物流体系を目指して
  基調講演「物流の情報化とモーダルシフトの課題」稲村
     肇氏

  
パネルディスカッション「東北地方のモーダルシフトの取
     り組みと課題」

  
パネリスト 大木茂氏(サッポロビール)、長田輝男氏(仙
     台運送)、川口芳明氏(三八五 流通)、栗林宏吉氏(栗林
     商船)、田村修二氏(日本貨物鉄道)、豊田宏夫氏(YKK)、
     平松秀夫氏(太平洋フェリー)
  コーディネーター 鈴木淳雄氏(西濃運輸)
・社内てい談「21世紀に向けて新たな検証」(19)
  
燃料油高騰への組合活動も重要
・投稿「IT革命が進んでも内航の鉄則は変わらない」
  
体験からの“諺”と“格言”
・BHL、積極的にコスト削減を実施へ
・運輸事業団が機関室の通風改善を指摘
・トキメックがドプラ スピード グTD-310を販売開始
  
小形・軽量化で装備が容易
【4面】 ・運輸政策審議会、「21世紀初頭における総合的な交通政
  策の基本的方向について」答申 (下)
  
=経済社会の変革を促すモビリティの革新=
【5面】 ・全日本海員組合の第61回全国定期大会の汽船・沿海分
  科会議議事録要旨
  
入札制の進捗とオペレーターのあり方等、内航への質
     問・議論が出る
・高橋海上交通局長が船中労の全国船員労働委員会会議
  で現状説明
  
11年度以降の内航海運業は一段と厳しい経営状況に
・三菱総研、海上衛星パケット通信で発表会開催
  
三菱化学物流などが成果を説明
・「優越的地位濫用の問題を検証へ」
  
内タン船主部会の専任弁護士・中村哲郎氏
・港湾局の12年度補正予算で広島港など5港を整備
  
環境問題への対応の一環で
・阪神内燃機の中間決算は黒字に転換
【6面】 ・「マーケット確立のため元請運賃の公開を求めたい」
  
四宮全海運会長が記者懇談会で発言
・鶴見サンマリンが第1回合同船主会を開催
  
岩本社長「船主さんとは運命共同体で」
・立石内タン会長が業界活性化で岡部石油連盟会長に陳
  情
  
燃料費などが反映された運賃を
・大型船組合が岸壁使用料の調査報告で提起
  
定期航路船の優先使用料割増料金が問題
・井出本榮・海員組合組合長が全国大会で決意表明
  
横暴な経営姿勢とは断固闘う
・船舶整備共有船主協会の次期会長候補に雑喉氏を推薦
 
 就任は来年6月の総会後